TimesTenでは、データ・ストアをメイン・メモリーにロードまたはアンロードするタイミングを決定するRAMポリシーを指定できます。RAMポリシーを設定するには、ttAdminユーティリティを使用します。
- In Use: データ・ストアは、データ・ストアへの最初の接続をオープンするとメモリーにロードされ、1つ以上の接続がオープンしているかぎり、メモリーに常駐したままになります。データ・ストアへの最後の接続をクローズすると、データ・ストアはメモリーからアンロードされます。これがデフォルトのポリシーです。
- InUse(ramGraceを指定): データ・ストアは、データ・ストアへの最初の接続をオープンするとメモリーにロードされ、1つ以上の接続がオープンしているかぎり、メモリーに常駐したままになります。データ・ストアへの最後の接続をクローズすると、猶予期間中データ・ストアはメモリーに常駐したままになります。データ・ストアは、猶予期間中データ・ストアに接続されているプロセスがない場にのみメモリーからアンロードされます。猶予期間は、随時設定および再設定できます。猶予期間は、次に猶予期間が変更されるまで有効です。
- Always: データ・ストアはメモリーに常駐したままになります。データ・ストアが常駐しているマシンをリブートすると、TimesTenデーモンの起動時(通常はマシンの起動時)にデータ・ストアがメモリーにリロードされます。
- Manual: システム管理者が、ttAdminユーティリティを使用して手動でデータ・ストアのロードおよびアンロードを行います。